クロスバイクのメンテナンス
- Shinnosuke
- 2023年9月7日
- 読了時間: 2分
Vブレーキを交換
ゴロー先生がちょっと前に、かっこいい自転車を購入していました。
このカッケーやつです。名前は知らないのでゴロー先生に聞いてください。
カッケーんだけど、完成車あるあるで、ブレーキが死ぬほど調子悪い。握り心地が良くないし、効かない。皆さん気づかず使っている人もいるかもしれませんが、完成車の状態からブレーキ本体とレバー、ケーブルを交換すると驚くほどブレーキの性能が上がります。今回やった交換を簡単に紹介します。
元々ついていたブレーキ
メーカーの名前が書いてない黒いVブレーキ。たぶんプロマックス。
新しく取り付けたブレーキ
ブレーキ本体はSHIMANOのALIVIO。片方3000円しないくらい。グレードは高くないですが、十分良いブレーキです。
レバーはAvidのレバー。性能と見た目を重視して選びました。僕はずーっと愛用しています。
インナーケーブルも交換しました。だいたいの完成車についているケーブルは鉄が多く、白く錆びやすいし、引きが思い。これをステンレス製に帰るだけでもかなり良くなります。
パーツ代はブレーキ本体、レバー、ワイヤーなど全部で1万5000円くらいでした。
交換方法は後述しますが、ポイントは、ブレーキシューがきちんとリム面に当たっていて、はみ出ていないこと。ボルトの締め忘れが無いようにすること。
交換風景をゴロさんが撮ってくれました。
自転車をいじるのは楽しい。
Vブレーキ交換の方法(興味ある人だけ読んでください)
・必要工具
ヘックスレンチ(2.5、3、4、5mmあたり
Y型ヘックスレンチ4-5-6mm
+ドライバー2番
ケーブルカッター
千枚通し
ラジオペンチ/ニッパー
1.まず、グリップを外す。ロックオングリップがついている場合は2.5mmか3mmのヘックスレンチで外れますが、ゴムのみのグリップは、自転車屋さんで取ってもらうのが一番。家でやるなら、速乾性のパーツクリーナーとかグリップの間に吹きかけて滑らせていきます。ゴムが傷むからあまりお勧めはしない。
2.レバー、本体を外してゆく。ヘックスレンチの4mmと5mmを使います。片方がボールポイントになってるヘックスレンチセットは一つ持っとけ。
Vブレーキ本体を外すときは、ピンの場所に注意。フレーム/フォークには縦に三つ穴が開いています。バネの力に応じて場所を決まますが、元のブレーキがついていた場所を基準にするとまあ、迷わなくていいです。新しいブレーキによっても変わるので、スカスカだったら上の穴に、バネきつ過ぎたら下の穴に。
3.新しい部品を開封する。SHIMANOの場合、ブレーキシューが縦についているので一回緩めて横にしとく。適当に。
4.Vブレーキ取り付ける。取り付けるときは、フレームとの接合部にグリスを塗っておく。
5.レバーつける。レバーの先緒がアジャスターボルトとロックナットになってるからちょっと緩めとく。1カ所切り込み入ってるから、そこからインナー通す。アウターは元の長さに基本合わせとけば間違いない。アウターキャップ忘れないで。
6.Vブレーキ本体に、銀のバナナみたいな部品がついてくるから、それを最後に経由してブレーキ本体にケーブルを通す。
7.とりあえず固定する。
8.ブレーキシュー当たりを調製。リム面にびったり密着するように。かつ、リムからはみでたり、タイヤとこすったりしないように。
9.お好みの握り幅のところでブレーキワイヤーを固定。
10.強くギュッギュって握りこむ。こうすることで、新しいケーブルが少し伸びて、なじんでいく。
11.再度調整。
12.Vブレーキが左右均等に動いているかチェック。動いてなければ、動いていない方のアームの脇の小さなネジを4分の1ずつ締め回しながら調整。もしくは強く動いている方のネジを緩めながら調整。
13.あとはインナーケーブル切ってキャップ付けて終わり。
途中から面倒くさくなってしまいましたので適当になりました。詳しく知りたい方は手取り足取りお教えします。
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